2012.02.05

2012.02.05

ステマ(ステルスマーケティング)を防ぐ方法を考えてみる。


えらく話題になっているので、技術的にステマ、ステルスマーケティングを防ぐ方法を考えてみる。

#ただし、基本的には受け取る側のリテラシーの問題だということは前述のとおりであるが。。。

ここでは、食べログを例に考えてみる事にする。
さて、WBSとかでも言っていたが、個人認証の強化というのが挙げられていたが、これはおそらく意味がない。
人件費などを考えても、やるとすれば(モバゲーなどと同じように)携帯の番号による認証だと思うが、本気でステマをやるひとは携帯くらい何台でも準備するだろうから。

技術的に、どうやってあぶり出すか。頭の体操をやってみる。
基本的には、まずIPアドレス。わざわざ海外の串(プロキシ)を通していたりしたら即グレーで良いはず。
ステマをビジネスとしてやる場合は、おそらく、契約があって、1ヶ月いくらとかいう話のはずだから、時間的にかなり偏るはず。一ヶ月以内に複数の、同じような評価というより良い評価があるはず。そしておそらく、元の店の評価数がある程度少ない店で起こることが多いと思われる。評価が多い場合10人程度で書き込んでも評価が上がりにくいため。
そして、いくら雇うといっても数には限りがあって、同じ人が同じ会社のステマに関わるはずだから、ID的にも偏るはず。
さらに、全員が店で飲食しているとは考えられないので、写真の投稿も難しいと思われる。
このあたりをキーにして多変量解析的な手法をとれば、おそらく怪しい書き込みというのは浮かび上がってくるはずである。

また、他のブログなどの情報との相違を確認することで、行ってない店の書き込みはある程度わかると思われる。

それで、グレー度合いを計算する。怪しい書き込みの評価は評価に入れない。
完全自動化が可能だから、ビジネスとしてやっているステマはほとんど排除できるのではないか。
しかし、サイト側が踏み切れないのは、疑わしきを罰することができないからであろう。100%ステマなんていうのは難しいから。。。

って、今思いついたけども、、、ビジネスステマに限った対策だったら、実はもっと簡単な方法があるじゃないか。
以下有料と言いたいところだけども、、、

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