2019.02.21
球数制限は反対だが、投球過多も問題。解決法は。高野連、球数制限導入予定の新潟に再考申し入れ方針(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
日本高校野球連盟は20日、大阪市で理事会を開き、新潟県高野連が今春の同県大会で実施 – Yahoo!ニュース(日刊スポーツ)
情報源: 高野連、球数制限導入予定の新潟に再考申し入れ方針(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース
高校野球の球数制限について。この問題の解決方法を考えてみる。
個人的には球数制限には反対だ。しかしながら、最も重要なことは、
・プロを目指す球児だろうが、最後の高校野球だろうが、球児の健康は再優先事項であるべき
プロを目指す選手だから、とか最後の高校野球だから、とかニュースで言っているが、この線引は全くナンセンスである。感情的に訴えるのは良いと思うが、実際問題、何の関係もない。なぜなら、そのときにはどちらか分からないし、プロを目指さないなら投げられるとなれば投げることを選ぶ選手が多いことは容易に想像できる。その判断を高校生に求めるべきでもない。
球数制限の一番の問題は、
・好投手を複数揃えられる有名校が有利になる
ということだろう。有名校相手に、一人で投げ抜く。このドラマを見たい。とはいえ、球児を犠牲にするのは本末転倒である。ではどうするのか。
答えは単純だ。
・試合間隔自体を開ければいい。
試合間隔を必ず中4日以上開けるようにする。中5日でも良い。
これによる副作用は、地方大会を含めた大会日程の長期化、それに伴うコストの増大ということだろう。
そこは、大人が頑張ろう。地方大会は規定から除いても良いかもしれないし、夏休み前で授業がある時期だから普通に5日はあいてる気もする。というより、そういうふうに日程を組めばいい。
大会日程の長期化は避けられないので早めに始める。試合間隔が問題になるとわかっていれば、組み合わせをうまくすればそんなに問題はないのではないか。春など、学校とのコンフリクトが問題なら、ベスト8以降は土日だけにしても良い。
プロ野球は、日程が最初から空いているのだからその間は使えばいいだろう。手間はかかるだろうが、球児の健康には変えられない。高校野球から続いてプロ野球なんて、面白いと思う。プロアマの規則や運営上の問題は置いておいて。
宿舎の問題もあるだろう。これは、時間が開くことが分かっているので帰ってもいいし、居ても良い。もちろん、宿舎の費用、交通費は全額主催者が持つ。有料化したのだから、大丈夫だろうし、なんなら交通宿泊費名目で上乗せしても良い。ファンは喜んで払うだろう 。