2018.01

2018.01.25

不倫騒動から学ぶ不祥事対応


ビジネススクールでも学ぶ不祥事対応。
不倫騒動も一つの不祥事対応であり、どういう対応をするべきなのかを学ぶことができる。

先に答えを書くと、不祥事対応で大切なのは3つである。
・早い対応(リコールなど必要な対応も含む)
・情報提供(本当のこと、全ての情報を提供する)
・重い処分(消費者が想定するよりも少し重い処分)

不祥事が起こった場合でも、一度目にきちんとした対応を行うとブランドは毀損するどころか価値が上昇する。
しかし、対応を間違うとブランドは毀損する。

小室さんが行った対応は全て当てはまっており、ブランドは毀損するどころか価値が上昇したと言えるだろう。

一般企業では、情報を隠してみたり、処分を後にしてみたりすることで問題が長引くことが多い。
リコール情報をCMで流したりすることは、ブランドを毀損すると思われがちだが、逆にしっかりと対応しているという印象を与え、信頼を得ることもある。

ただし、2回目はダメだ。

1回目にしっかりと再発防止の仕組みを作ることが最も重要である。



2018.01.20

小室「不倫」会見に批判相次ぐ 「介護の大変さ」強調しすぎ、「妻KEIKOさんのプライバシー」話しすぎ


音楽プロデューサーの小室哲哉さん(59)が、「週刊文春」に看護師との不倫疑惑を報じ – Yahoo!ニュース(J-CASTニュース)

情報源: 小室「不倫」会見に批判相次ぐ 「介護の大変さ」強調しすぎ、「妻KEIKOさんのプライバシー」話しすぎ (J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース

ちょっと酷すぎ。
説明しろ説明しろと言いながら、本当のことを全部話すと話しすぎ。って馬鹿なのか?
嘘をついているといって攻めるのはわかる。

攻めるなら説明すらしない税金で食っている人を攻めるのが先じゃないのか。

 同局系で続いて始まった「直撃LIVE グッディ!」でも、ジャーナリストの木村太郎さんが

「KEIKOさんの話、あそこまでプライバシーを人に披露するのは、許せないこと。不倫はどうでもいいけど、(自身の行為の)口実に人に言うなんて、あり得ない」

と、立腹した様子だった。

放送している人が、プライバシーだから許せないって言ってる?そう思うなら、まずその放送やめようって言えないのか。

自分の番組でそのプライバシーを広めてどうする。。
広めるべきではない話なら、扱わないべきじゃないのか。。

口実って、事実を説明することが悪いのか。
KEIKOさんの話が全部なかったとしたら、絶対KEIKOさんの状態がわからないとなんとも言えないとか言うだろうに。。。少しでも説明してほしいとか。。。

そして何より、この空気感が介護する人を辛くさせているっていうことがわからないのか。

 「バイキング」(フジテレビ系)では、前宮崎県知事の東国原英夫さんが、「一つ」気になった点として、

「介護でたいへん、というのは、世の中に700万、800万人と(介護に)携わっていらっしゃる。介護を理由にするのは謹んで頂ければ、ありがたい」

と釘をさした。

介護をしている人はたくさんいるから、介護を理由にしてはいけないっていう空気感。
みんな頑張っているから、お前も頑張れ、弱音を吐くなっていう空気感。

 日本テレビ系の「ミヤネ屋」では、司会の宮根誠司は、介護のたいへんさに理解を示し、もし自分も同じ立場だったら、小室さんの説明の様に、女性看護師に話を聞いてもらうと思う、と話した。一方、読売テレビ報道局解説委員長の春川正明さんは、

「奥さまのことをここまで詳しく言う必要はあったのか。奥さまの家族がこれを聞いたら、どう思われるかな…」

と疑問を呈していた。

一番の家族は小室さん本人だと思う。
この、認知症を含めて脳の障害で変わってしまったことを言うべきではないという空気感。特に有名人だったイメージがどうとか。。。

これらの空気感が、介護するひとを孤立化させ、辛くさせる。

会見最後の文を読む限り、小室さんは全部わかった上で、、
うちはこんな感じだ。言ってもいいんだよ。って優しく介護している人を支えようとしているのではないかと感じた。

 

批判している人たちは介護で孤立すればいいんだ。



2018.01.01

あけましておめでとうございます。


昨年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。