2017.06.06

これはダメだ。。。 新マーケティング戦略始動! ~「ファミ横商店街」スタート


なんだこれ。
もう少しちゃんとやろうよ。突っ込みどころが多すぎて。。
もし、上がってきてもちゃんと却下しようよ。

セブン一強時代はまだまだ続くということか。。

 

http://www.family.co.jp/company/news_releases/2017/20170605_01.html

 

1.新マーケティング戦略~商品×販促×広告×お店~

◯本年より社長直轄組織として営業・商品・広告宣伝部門などが一堂に会する「マーケティング委員会」を、常時開催し、「売れる商品を、売れる時に、圧倒的に売る」ことをコンセプトに、情報連携・発信体制を一元化しています。
◯「商品」、「販促」、「広告」、「お店」の4つの視点で、マーケティング戦略を構築。商品(PB)は、徹底的に訴求する商品を“Sランク”として設定。また、企画性に富んだ販促施策の実施、新クリエイティブによる広告のシリーズ展開、さらには加盟店ストアスタッフがTVCMに参加するなど、新たな手法を組み合わせることで、マーケティング効果の最大化を図ります。

 

ちょっと、、、もう少しちゃんと、、、
ちゃんとマーケティングやろうよ。いや、マーケティング以前の問題か。

~商品×販促×広告×お店~

もう、この時点で、ちゃんと考えてから再提出って感じ。
4つの視点と言いつつ似たような視点ばかり。複数の視点といいたいなら、それらの視点は独立して無いと意味がない。
販促と広告の視点からって、、、w

それならいっそ同じ言葉にしたら良い。

商品x商品x商品x満足

大体、一般向けに発表する内容に、販促、広告って、、関係ないことを言われても。。

大切なのはCSであり、CSでセブンより上に行ければ売上もついてくるはず。
CSを上げるための戦略がどういう戦略なのか、が重要で、
販促だ、広告だ、、ではそもそも方向性が間違っている。

2.惣菜売場を商店街化~「ファミ横商店街」誕生~

○少子高齢化・単身世帯の増加・有職女性の増加などのマーケット環境の変化を受け、惣菜ニーズが高まる中、レジ横のカウンターで販売するファストフーズ惣菜を「ファミ横商店街」と命名し、あらゆる年代の方々が気軽に利用でき、活気のある雰囲気をもった「街の商店街」をイメージし、訴求してまいります。
○「ファミ横商店街」の特にシンボリックな商品としてサークルK・サンクスで人気の「焼きとり」を、ファミリーマートでも展開をスタート。今後も、皆が集う「商店街」の名にふさわしく、さまざまなラインナップや価格帯の商品を展開していまいります。
※「ファミ横商店街」の展開:6月27日(火)開始
※サークルKおよびサンクスでは、「炭火焼きとり」(4種類)を6月6日(火)より先行販売

 

「ファミ横商店街」というネーミングは良いとしても、どこが商店街??

「売れる商品を、売れる時に、圧倒的に売る」というコンセプト自体方向性が?だが、、、

それでも、これじゃあコンセプトと矛盾してるし。売れる商品を圧倒的に売るなら、もっとフォーカスしないと駄目。
選択肢が多いことは良いことではないっていうのは有名な話じゃないのか。

ファミチキにフォーカスするならすればいいのに、なぜに商店街??

中食へ行くのは良いとしても、これは、茶色すぎ。w
中食はこれから、ありでまだコンビニが行けるところは有るだろうけど、、、

売れる商品とか、売るとか、販促とか広告とかお店とか、、、、なぜ顧客視点が無いのか。
それが一番の問題。これじゃ駄目。

こんな駄目なものを社長が発表するなんて、うちは駄目ですよ。って言ってるようなもの。

でも、逆に言うと、まともなマーケティング戦略には価値があるってことか。
コンビニのマーケティング戦略売ろうかな。w



2017.04.29

スーパーマリオランのプライシングは失敗だ。


公開するの忘れてた。今更ながら公開。
——

スーパーマリオランが配信開始されたのでやってみました。

さすが任天堂というクオリティだと思います。
絵はキレイ、細かい動きも良いし、
操作をタップだけに絞ると言う大きな決断
は賛否両論だろうが、良い。としよう。

しかしながら、このプライシングは失敗。

なんというか、液晶テレビ全盛の時代にブラウン管がまだいけるでしょう。と頑張った感じ。

もう、ゲームのプライシングの前提が変化していることに気がついているけども、
昔のモデルで、本当にだめなのか確かめたかった。って言う感じがする。

だめです。

スマホのゲームとして配信するのであれば、スマホのゲームとしてのビジネスモデルにするべきで、
今回の売り切りモデルは残念すぎる。

では、どうするべきか。

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2017.02.15

アメックスのケーススタディを思い出す。。 大塚家具、赤字転落へ 方針転換も新しい顧客対応に苦戦


えらく前に書いた記事だけど。。公開していなかったので公開。

大塚家具、赤字転落へ 方針転換も新しい顧客対応に苦戦
ITmedia ビジネスオンライン 6月3日(金)18時36分配信

まあ、そうだよな~。ッて感じだけども、、

高級路線で売上がサチって、減少傾向にある場合、どういう戦略をとるのか。
これって、よくある問題であって、ケーススタディでもやった覚えがある。

確か、クレジットカード会社アメックスのケースだったと思う。

戦略としては、大きく2つで、
・高級路線のまま
・手を広げて高級だけではなく中級、低級まで広げる
という2択。

このケースは、非常に難しい問題で、、、
何が難しいって、後者がうまくいかないことを説明するのが難しい。
後者が非常に難しいだけではなく、失敗すれば既存の顧客まで失う分、前者より悪い。これは明白。だと思うのだが、、

この感覚をわかってもらえない人に説明するのが非常に難しい。
なぜなら、やり方によっては(可能性は低いが)うまくいくこともある。ので、やってみないとわからない。
と言われれば、その通りなわけで。
アメックスのケースの場合も単一の答えは出なかった。

今回の大塚家具の結果が、後者の戦略をやってみた結果。になれば
やってみないとわからない論争は避けられるかも知れないが。。

一方で、このケーススタディは有用な利用方法がある。
後者の戦略をとるひととは感覚、暗黙知が違う。というリトマス試験紙として使えるのである。

もし、後者の戦略をとるのであれば、既存の顧客を失うリスクをなくすために完全に別ブランド、別会社で行う。
これが必要だけども、なぜか後者の戦略を選択する人は高級ブランドを活かしたい。とか言う。。

一方で、完全に別ブランドということは、大塚家具で言うとニトリに勝てる新しい会社を作ることになるわけで、、
そんなことできるの?それならニトリの株を買えばいいんじゃない?いっその事ニトリに買ってもらえば。
って言うことになりかねない。w いや、ニトリと提携はありだけど。
本当に後者の戦略を選択したいなら、ニトリと提携すべきだ。

—-以後加筆

さて、どうするか。

であるが、

家具の買い取りはあり。
ただし、家具の買い取りで多くの利益を出そうとするとゴミ同然で買い叩く必要がある。
それがブランドイメージを損なう可能性があるため、ジャパネットレベルの下取りします。くらいが良い。
そうなると買い取りではなく、下取りであるが。。。

同様に修理もあり。高級家具の修理。
だが、問題はノウハウがないだろう。どこかの製造、修理をする会社を買ったほうが早い。

とはいえ、どちらも大塚家具が浮上するような案件ではなく、
子会社が新規事業で始めてみようかな。くらいの話である。

なので、大塚家具の本筋としては、
間違っていたので、戻ってきてください。と土下座して父上に帰ってきてもらう。
持株会社でも作って、父上の会社と同じ会社にする。

で、手を取り合って、新しい会社を、、、、

なんていうとワイドショーは面白がってくれないので、

各店舗で利益を公表して親子で陣取り合戦をする。
利益の多い方が店舗を増やしていく。
という感じでテレビの気を引いて広告費を浮かすと。

その結果はまあ、父上の会社に戻ると。言う感じで。


ああ。まあ、そうでしょうね。

本当に自分の言っていることがやりたいなら、新規事業でやればいいのに。でも、そこの椅子取りゲームは厳しいと思うが。。





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