<ソニー>米アップルへ反転攻勢 グーグルと情報機器で提携(毎日新聞) – Yahoo!ニュース.
<ソニー>米アップルへ反転攻勢 グーグルと情報機器で提携
5月21日21時35分配信 毎 日新聞
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| 提携を発表して握手するソニーのストリンガー会長兼社長 (左)とグーグルのシュミットCEO=米サンフランシスコで20日、AP |
ソニーが21日、米グーグルとインターネットに対応した新型テレビや携帯端末など情報機器での包括提携を発表したのは、ソニーが目指してきた「ハードと ソフトの融合」を図るためだ。ソニーはテレビで価格競争力のある韓国勢、携帯端末で独創的な商品をそろえる米アップルに水をあけられており、提携を反転攻 勢の足がかりとしたい考え。だが、グーグルが他の家電メーカーとも組む可能性もあり、ソニーの思惑通りに進むかは予断を許さない。【弘田恭子】
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ソニーはグーグルとの提携第1弾として、ネット対応テレビを共同開発し、米国で今秋発売する(日本は未定)。新型テレビには、スマートフォン(多機能携 帯電話)に使われるグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の改良版が搭載される。これによって、新型テレビはパソコン並みにネットの使い勝手が向 上するという。
ソニーのストリンガー会長兼社長は提携を発表した米サンフランシスコで20日(現地時間)、「新しく感動的なインターネット上の体験を提供する」と強 調。さらにソニーの映像・音響処理技術とグーグルのソフト関連技術を融合させ、アップルの新型携帯端末「iPad(アイパッド)」に対抗できる商品の開発 も検討する。
ソニーの念頭には、米アップルが仕掛けるハードとソフトを一体化したビジネスモデルがあると見られる。アップルは、スマートフォンの「iPhone(ア イフォーン)」や携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」のOS技術を公開。外部の技術者が雑誌閲覧やゲームなどを楽しめるソフトを自由に提供し、 消費者はネット上の配信サイトからソフトをダウンロードできる。アップル製品の人気はこうしたソフトの充実にも支えられている。
ソニーの新型テレビに搭載されるアンドロイドは、グーグルが技術を公開しており、アンドロイド向けソフトを配信するサイトもある。ソニーは自社の資金や 人的資源を投入せずにソフト充実を期待できる。ソニーは音楽や映画など豊富なソフトを持つが、こうした資産を十分に生かし切れていない。ストリンガー会長 兼社長は台湾企業などへの生産委託など自社生産へのこだわりを捨て、エレクトロニクス事業の構造改革を進めてきたが、さらにグーグルとの提携で「ハードと ソフトの融合」に向けた課題の克服を図る。
ただ、グーグルは開発した技術を抱え込まずに開放してきた経緯があり、いずれはソニー以外のメーカーもアンドロイド搭載の新型家電を発売する可能性があ る。ソニーは「市場で先行できれば優位性を保てる」と強調するが、いずれ現在の薄型テレビのような価格競争にならないとも限らない。JPモルガン証券の和 泉美治シニアアナリストは「ソニーが持つ音楽や映画を活用する機能を強化しなければ、大きな利益の確保は難しい」と指摘する。
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最終更新:5月22日0時49分
Googleとソニーの提携。
このニュースはソニーにとって良いニュースなのか、良くないニュースであろうか。
MBA的に言うと良いニュースだということになるのだろうが、、、、
内情を知っているものとしては、残念なニュースといえると思う。
このニュースで一番の問題は、なぜGoogleと提携するのか。というところである。
おそらく、いろいろ技術的にどうのとかいう話を持ち出すのだとおもうが、、、本当のところは、
リスクを取りたくない。
この一点だと思う。ソニー一社でやるより、リスクが低くなる(本当はそうとは限らないのだが。。。)。それは、もし失敗したときにGoogleが絡むことで責任の所在があいまいになるということもあるだろう。
どこの大企業でも同じように?、減点主義によってリスクを取らない人が出世することによって、リスクをとることができなくなっているのである。
ひょっとすると、エンジニアが生き生きとしているGoogleと提携することで、エンジニアに刺激を与えたいというのもあるかもしれない。
しかし、ソニーとは昔から独自で技術開発をすることで差別化をすることが利益の源泉だったはずである。その利益の源泉を捨ててまで、提携するということであれば、ある種の賭けにでたのかもしれないが、、、もし、そこまで分かってやっているとすれば、そこまで状態が悪くなっているということであり、しかもそれを認識しているということであろう。
もともと、ソニーとはどういう会社だったのか。強い、おもしろい製品を生み出していたころ、、、、
ソニーらしさを伝える逸話でよく語られる話に、トリニトロンの話がある。
当時、カラーテレビの開発において、ソニーは大きく後れをとっていた。
開発はあまりに難航し、他社の方式をライセンスしてもらって製品化することを押す経営陣も多かったらしい。
テレビが広まるときに参入しておかないと戦えないというのが理由。教科書的にもとにかく参入しておくというのがありがち。
しかし、創業者でもある井深さんは、独自の技術にこだわった。(MBAホルダーだったらそうはならないだろう。。。)
結果、トリニトロンが生まれるまで8年、他社から8年遅れて参入ということになた。
場合によっては決定的な遅れになるところであるが、トリニトロンという技術が他社と比べて圧倒的な優位点を持っていた。
あとはご存じの通り、トリニトロンはソニー、テレビの代名詞となり、ソニーを支えることになる。
MBAでよく言われることに、「論理的な判断を行う」というのがある。大きく言えば、そのためにMBAが存在しているというようなものだ。
中小企業のオーナー経営であれば、論理的な判断を行うこと=行き当たりばったりの判断をしないことが重要であると思う。
しかしながら、ソニーにおいては(MBA的な)論理的な判断こそがソニーを危うくしているのではないかと思う。
いや、本当の論理的判断とはさらに先を見越した判断であると思う。簡単に言うと、会社のためには、「教科書的な論理的な判断をしない」という論理的な判断である。それは、昔ソニーのマーケティングとは、「マーケティングをしないことがソニーのマーケティングだ」と言っていたのと同じである。
数年前、出井さんがトップだったころ、ソニーは非常に評価されていた。出井さん自身も評価されていたが、今はソニーを駄目にしたのは出井さんだという人も多い。
それは、EVAを導入したことが一番の問題だった。株式市場からは評価されたが、今となっては会社と合わないものを導入してしまったということになるだろう。いや、ひょっとすると導入時点ですでにソニーはそういう会社だったのかもしれない。。。
EVAはあくまで短期利益指標であり、上記のような、8年といったロングスパンでの開発には向かない。ひょっとすると、出井さんはソニーのある種夢見がちな部分を現実に引き戻したかったのかもしれない。数年前までエスパー研究所があった会社だ。お金になることをやらせたかったのかもしれない。が、現実には「ソニーらしさ」をなくす結果になったことは今の商品群を見れば明らかだろう。
「ソニーらしさ」とは何なのか。ソニーにいた時も議論をしたことがあるが、、、ある人が言っていた。「こういうことが話題になること自体が末期状態だ」と。うまいこと言うなぁと。ww
私が思うに、ソニーの原動力はエンジニアの好奇心、自身が楽しいことを突き詰めて、ほしいものを作ることであると思う。
楽しくなければテレビじゃない。とフジテレビが言っていたが、これは重要なことである。
楽しくなければソニーじゃない。ということだと思う。現在、どういう状態かは、エンジニアの顔を見ればすぐにわかるだろう。
では、どうすればいいのだろうか。
簡単に言うと、上の方でやっている権力争いなんていらない。MBA的には、コアコンピタンスにかかわる部分を「仕組み」に落とし込む必要がある。(たとえばgoogleの10%ルールのように)なんちゃって。wwwwww
なんていう小手先のことをやってももう意味はないとおもう。
腐ったミカンの箱にいくら小手先でこちょこちょしても無駄っていうものだ。(っていうことを人事の偉い人に言ったら本気で怒っていたが。。)
結局のところ、井深さんの言っていたことが本当だと思う。設立趣意書に書いてある。社内では、都合のいいように読み替えてしまっているが、、、
技術者の理想工場こそがソニーであり、規模の大なるを追わないことがソニーである。
「真面目なる技術者の技能を、最高度に発揮せしむべき自由闊達にして愉快なる理想工場の建設」
「不当なる儲け主義を廃し、あくまで内容の充実、実質的な活動に重点を置き、いたずらに規模の大を追わず
経営規模としては、むしろ小なるを望み、大経営企業の大経営なるがために進み得ざる分野に、技術の進路と経営活動を期する
極力製品の選択に努め、技術上の困難はむしろこれを歓迎、量の多少に関せず最も社会的に利用度の高い高級技術製品を対象とす。また、単に電気、機械等の形式的分類は避け、その両者を統合せるがごとき、他社の追随を絶対許さざる境地に独自なる製品化を行う 」
あらためて読んだが、、、、
全部書いてあるじゃないか。wwww
ソニーがやるべきことは、規模を小さくすること。小さなソニーに分割すること。wでも、それでは腐ったミカンが広がるだけだから、、、、www
新しい小さな箱を作って、腐ってないミカンを入れることである。
小さなソニーを新たに生み出すことが生き残る道である。いや、正確には生き残るのではなく、新たな世代を生み出すのである。
私がソニーのCEOなら、ソニーを持ち株会社化して、メインの事業を新規事業への投資(小さなソニーを生み出す事業)とし、既存の事業は東芝、パナソニックといった日系企業と合併し、日本の家電企業としての全体最適を成し遂げる。
世界のなかの日本を視点として、企業はどうあるべきか。そういう方向に行くべきだと思う。サムスンを好例に、立ち向かうには日本の家電メーカーは合併するくらいの勢いが必要であろう。