2018.12.07

とろサーモン久保田&スーマラ武智、ツイッターで上沼恵美子へ謝罪「失礼極まりない言動」(オリコン) – Yahoo!ニュース


お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶと、スーパーマラドーナの武智が4日、自 – Yahoo!ニュース(オリコン)

情報源: とろサーモン久保田&スーマラ武智、ツイッターで上沼恵美子へ謝罪「失礼極まりない言動」(オリコン) – Yahoo!ニュース

これはだめだ。

問題は大きく2点。

・ネットリテラシーの問題

・関係者に対する想像力不足

まず、ネットリテラシーの問題。
酒を飲んでの審査員批判は好きにすればいい。ヤイヤイいうところまでコンテンツだと思うし、その方が楽しい。

しかし、なぜそれを配信する?

ネットリテラシーが欠如しているとしか言いようがない。
立場を考えないと。。
しかも内容がひどい。ただの中傷。笑えない。ただただ気分が悪い。
そこをのぞいたとしても、
お笑いなんて、そもそも笑うという「感情」を根本としているんだから、好き嫌いなどの感情に支配されているのは当たり前。
それを否定するなら辞めたほうが良い。感情を否定したら笑えないのだから。

もちろん、厳正な、平等な審査をしてほしいというのはわかるが、そもそもお笑いにそんな審査は存在しない。そういう点では、明石家さんまが言っている、順番をつけるのはおかしいという考え方もわかる。
一方で、コンテンツとしては、やっぱり順番つけたほうが面白い。だからM-1がここまで盛り上がるのだし、個性豊かな審査員がいるからM-1が面白い。これが、ネットの投票になったら面白くなくなるだろうと思う。

そして2点目。関係者に対する想像力不足。これは、ビジネス的にも重要なことだが、色んな人の立場で考えないと物事を見誤る。
コンテンツを作る側、審査員側、審査員を選ぶ側の立場でも考えたほうが良い。
コンテンツを作る側として、審査員をおいたほうが面白いものができる。だから審査員を置きたいが、影響力が大きくなりすぎた今、誰もやりたがらないだろう。
審査員側の立場で考えると、わざわざ審査して批判されるくらいならしたくない。
審査員を選ぶ側としては、なるべく誰もが納得できるだけのキャリアと影響力、実績がある人にやってほしい。と思うだろう。でも、そういう人はわざわざ審査員なんてやる意味がない。リスクばかりでリターンがない。
結局、やりたくないものを、ある種頼み込んでやってもらっているのだろう。審査員の人選を見れば、その苦労がわかる。誰が頼み込んでいるのかはわかるよなぁ。。
だから、松本人志の顔に泥を塗っているということでもある。

審査員をやる人がいなくなれば、M-1は無くなる。審査員を攻撃するということは、M-1を破壊しようとしているのと同じだということがわかっているのだろうか。
#一般視聴者がやいやい言うのは、それも含めてのコンテンツだから問題ない。どちらかというと、やいやい言う方が盛り上がる。でも、攻撃するとやる人がいなくなるのは同じ。

今後どうするか。お詫び行脚はもちろんとしても、おそらく受け入れられないだろう。そしたら、笑いに変えるしかない。でも、これを笑いに変えられるくらいの力があればこんなこと言わないんだろうけど。

 

#しかし、上沼恵美子に変わる人がいない。女性で、漫才を知っていて、実績があって、人気があって、点数をつけても納得できる人。なんとか続けてほしい。




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